空白の数カ月間その1

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ひとりごと

皆さん、僕は数カ月間の間ブログを休止していました。

この記事に書いたとおり

空白期間の覚えていることをできる限り書いていきます、毎度ながら拙い文章ですが

お付き合いいただけると幸いです。

あれは4月が始まって間もない頃、

僕はその頃、一人暮らしを始める為に実家の荷物をまとめつつ役所で転居届など書類関係のことを慣れないながらも

なんとかこなし引越し先の役所で手続きをする準備が整ったので引っ越しをしようとした矢先

少しトラブルがあった。当然といえば当然なのだが僕が初めに借りていた家は二階建ての

古民家で少しリフォームされているけれどガタが来ている所があった。

僕でもいじれるようなものだったので無視していたが、二階の窓を開けた時にそれは発覚した。

なんと外壁の焼き板が朽ちて土壁が見えていた。

僕はスグに不動産屋連絡し家主さんと話しを

することになった。少し揉めてしまい申し訳なかったが僕と師匠の大工さんとで修理してゆくことにした。というのがこの家は現状渡しの契約で貸しているのと家の他を直すのに費用がかかってしまいどうすることもできないということだった、幸い朽ちている部分はそんなに大きくなく

下屋に乗って作業できるような場所だったのでこちらの方でなんとかするという事で話になった。

とりあえず問題が片付いたので家に荷物を運び解いてなんとか生活できるようになったので

引越し先の役所に行き転居届と各書類の手続きを行いとりあえず引っ越しが5、4日間で終わる事ができた。

新生活が始まって、、、、

僕はこの頃新生活が始まったばかりで家事のルーティンなどが定まらず苦労したときだった。

今思えば、「しっかりやらないと家がめちゃくちゃになる」という

暗示を自分自身にかけていたと思う、そんな時、母が言った。

「あまり根を詰めるな、手を抜く時は抜いて置かないと面倒になって何も手がつかなくなる」

言われハッっと我にかえり思った。

バネだってずっと荷重がかけられ続けたら柔軟性を失い戻らなくなると、

なので無理をせず、様子を見ながら物事を一つずつやってゆくことの大切さを再認識させられた。

家の修理

それは、4月の終わり頃、大工の師匠が僕の家の修理をしにわざわざ遠いところから来てくれた。

僕たちはとりあえず現状確認をした後材料を買いにホームセンターに行き材料を調達し

養生をし、道具を搬入し、下屋に脚立を置き作業を開始した。

僕は室内で焼き板を丸鋸で切りながら師匠の仕事見て思った、

まるで書道家のように丁寧できれいな手際だなと感銘を受けながら作業した。

後半は僕が外の下屋にでてエアネイルで焼き板を打ち込んでいった。

「パスッ、パスッ」と軽快なエアーの音と感覚を感じながら、

春の柔らかな心地よい日光を浴びながら、

外壁がパズルのようにきれいになってゆくのを見て僕はなんとも言えない感じに

なった。

そんな感じで13半頃に作業を無事終えることができ、この頃の達成感と興奮は

今も忘れられない良い思い出になった。

そして、僕は師匠に昼食を食べながら

「師匠ありがとう御座います、こんな遠くまで」と言ったそうすると師匠は

「いいんだよ、困ったらお互い様だ、また頼ってよ」にこっと笑顔でこたえてくれた。

僕は、今まで人の毒を浴びすぎて人間を嫌いになりかかっていたが

師匠の一言で思った、「僕は本当は人間が大好きなんだと、どんなに痛めつけられても、毒を吐かれ

としても僕は人間を嫌いになることはない」と気づかざれ奮い立った。

今日、僕と師匠が修理したのは外壁の朽ちてボロボロになった

部分だけではなく僕の心の朽ちてボロボロに

なったところも修理したのだと僕は思い

人の暖かさを改めて感じることのできた良い一日だった。

終わりに

引っ越し、新生活、家の修理までの事を今回、書かせて

いただきました。本当は一回でまとめるつもりでしたが

不定期で何回かに分けて語っていくことにします。

読者の皆様、どうかお付き合いよろしくいお願いいたします。

それでは次回、空白の数カ月間その2でお会いしましょう

皆さんごきげんようそして、今日という線路を敷こう。

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