まあ、少し聞いてくださいな

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ひとりごと

僕は言いたい事がある、僕たちは生まれた瞬間に立ち、歩く事ができただろうかと。

世の中はできて当たり前という風潮がある思ふ

例えば、学校を卒業し、そしてわからないままに社会に放り出され

指導だという名目で「成果を出せ、利益を出せ」と言う

そのくせ失敗したり挫折しようものなら社会のレールから外れたはみ出し者と見なされ

コンティニューすら絶望的な所まで追い詰められる事もある。

そもそも、何もわからないまま「成果を出せ、利益を出せ」という

事自体、まるで自分は、「生まれた瞬間立って歩いたぞ」と言っているように

しか聞こえないのは僕だけだろうか。

これを平気で言っている人は自分がかつてそうだった事を忘れている事が多いと思ふ

人間は忘れる生き物だし慣れに流される生き物だ生きてゆく内に転んだ痛みや

息苦しくて消えたくなった事も忘れる、たしかに忘れるという事は心の軋みを取り除き

明日へ未来へ進みやすくしてくれる潤滑油であるけれど使い方を

間違えれば抜き差しならない状況を作りかねない諸刃の剣だ。

自分の中で当たり前にできている事を思い出してほしい、

それができるまで自分はどれだけ転んだかをどれだけ苦労したのかを必ず記憶しておいてほしい

思い出したくないのは分かる、忙しいのも分かる

けれど、自分が加害者や暴徒にならないために自分自身が生きやすくなるために

まぁ、少し聞いてくださいな

オチになっているのか、、、、、、、?

とりあえず気を取り直しまして、今日という線路を敷いて行きましょう

慣れに注意して痛みや苦しみを思い出しながら行けば僕らは寛容なり優しくなれます。


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