読者の皆様あけましておめでとうございます。
いかがお過ごしでしょうか、のんびり過ごされる人、
アクティブに過ごす人といますが
自分は、29、30、31と
年が開けるまで狂った様に列車にとび乗り、大阪、高松、岡山と旅をした。
今回の目的は大阪のアムザでサウナに入り泊まって僕のお気に入りの地、
京橋で酒を呑むのが今回の目的である
かんたんに言う所のバカンスに行ったのだ。
特に思い出に残っていることがある
それは、京橋にある立ち飲み屋での事だ、
一人の中年の兄さんと知り合ったのだ
とりあえずココではNさんと呼ぼう
Nさんはぐっさん似の兄さんで、
見ず知らずの僕に酒をおごってくれたり
僕の話をきいてくれたりして
とても心が和んだ。
そのNさんとの会話の中でハッとさせられる事があった、
それは、僕が前職でひどい仕打ちをうけた事
心を病んだこと、
生きるのをやめようと思った事を
Nさんに話した。
すると彼は、こう言った。
「犬ちゃん、それはな、その人を知ろうとせん
奴がすることや、だから気にするな」と言われた瞬間
僕の中の取り切れていなかった重りがフッと消えてゆくような
感覚を覚えた。
確かに言われてみれば、過去に就職
してきたところは、自分の事を知ろうとしてくれるような人は
極端に少なかった。
終いには、少しでもできなかったり、何かがあると
後ろ指を刺されたり、馬鹿だ、馬鹿だと、罵声を浴びせられ
罵られ、無視される
ような事が多かったような気がする
自分のせいだった事もあったが、ほとんどが
向こうの偏見や勘違い、自分より下の存在を得て
優位になろうとしている人が多かった。
でも、そんな人ばかりではない、こんな自分でも知ろうとしてくれる
人がこの世にはいるのだと改めて気づかせてくれた。
そして、僕は、Nさんのおかげで
今日という線路を敷くための新しい
道具を見つける事ができ
おかげで僕が次に鐵路を敷いて行く新たな場所も
分かったのでそこへ行く事としよう
大回りしても、寄り道しても良い
美しい景色が見えたならば止まって愛でるのも良い
ただ自分が叫ぶ方へ
吾輩は、行くのだ何処へでもこの世にいられる
時が無くなるまで吾輩は敷き続けるのだこの鐵路を
そして、最後に
たいせつな事を改めて気づかせてくれた
Nさんにこの言葉を捧げます
ありがとう、また京橋で盃を酌み交わしましょう
そして、今年も、ご指導等よろしくおねがいいたします。
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